
―「成長できる会社」は、根性論ではなく“積み上がる仕組み”がある会社です―
「営業未経験でも稼げる」「頑張れば収入が伸びる」
採用情報を見ていると、こうした言葉は珍しくありません。しかし、実際にその言葉どおりの環境に出会えるかどうかは、別の話です。
本記事では、ステップオファーの営業チームで未経験からスタートしたメンバーが、どのようなプロセスを経て月収50万円を超えるようになったのかを、数字と実体験をもとにお伝えします。
成功談だけを切り取るのではなく、
つまずいた時期、伸び悩んだ瞬間、正直しんどかったタイミングも含めて、できるだけリアルに書いていきます。
未経験7割でも成果が出ている理由
私たちの営業チームは、約7割が営業未経験者です。異業種からの転職、社会人経験が浅いメンバー、営業に苦手意識を持っていた人も少なくありません。
それでも、一定の期間を経て月収50万円を超えるラインに到達する人が継続的に生まれています。
その理由はシンプルです。
「センスがある人だけが伸びる構造」ではなく、
誰でも同じ土台に立てる仕組みを用意しているからです。
- 何をすれば成果につながるのか
- どこでつまずきやすいのか
- どう修正すれば次につながるのか
これらを感覚論ではなく、言語化し、再現できる形で共有しています。
入社0ヶ月目|結果を求めない期間がある意味
入社してすぐに数字を求められることはありません。
最初の1ヶ月は、以下を中心に進めていきます。
- 商材・業界理解
- ヒアリングの考え方
- ロープレ・先輩との同席
- 営業全体の流れの把握
この期間の月収は、決して高くはありません。
ですが、ここで無理に数字を追わせないことが、その後の伸びを左右します。
営業は「話がうまい人が勝つ仕事」ではありません。
相手の話を正しく聞き、課題を理解し、最適な提案を組み立てる仕事です。
この考え方を、まずしっかり身につけてもらいます。
入社3ヶ月目|少しずつ結果が見え始める
3ヶ月目に入ると、徐々に変化が出てきます。
- 成約が出始める
- 自分の得意・不得意が見えてくる
- 失敗の原因を振り返れるようになる
この時期の月収は、20〜30万円台が目安です。
思うように結果が出ず、不安になる人もいます。
ただ、この段階で「向いていない」と判断するのは早すぎます。
実際、月収50万円を超えているメンバーの多くも、
この時期は決して順調ではありませんでした。
違いが出るのは、壁にぶつかったときの向き合い方です。
- フィードバックを素直に受け取る
- 自分のやり方に固執しない
- 数字を感情で捉えすぎない
この姿勢を持てる人ほど、次の段階へ進んでいきます。
入社6ヶ月目|月収50万円が現実的になるタイミング
6ヶ月を過ぎたあたりから、
月収50万円が「目標」ではなく「現実的なライン」として見え始めます。
この頃になると、
- ヒアリングが安定する
- 提案の流れが自分の中で整理される
- 成約までを逆算して動ける
ようになります。
一方で、この時期に伸び悩みの壁にぶつかる人もいます。
「これ以上どう成長すればいいかわからない」
「頑張っているのに数字が伸びない」
ここで重要なのは、行動量を増やすことではありません。
視点を変えることです。
伸びる人が変えた「視点」
月収50万円を安定して超えるようになる人は、
あるタイミングで考え方が変わります。
- 短期的な成約より、顧客の成功を考える
- 自分の数字だけでなく、全体の流れを見る
- 信頼関係を長期で築く意識を持つ
この視点に切り替わったとき、
結果として数字も安定して伸びていきます。
営業は個人戦のように見えて、実は信頼の積み重ねです。
この本質を理解できた人ほど、成果が継続します。
入社1年後|月収50万円超えが「特別ではなくなる」
入社から1年が経つ頃には、
月収50万円を安定して超えるメンバーが出てきます。
この段階では、
- 数字に一喜一憂しなくなる
- 再現性を持って成果を出せる
- 後輩に言語化して伝えられる
といった状態になります。
重要なのは、
この水準が一部の特別な人だけのものではない、という点です。
正しいプロセスを積み重ねた結果として、
自然に到達するラインなのです。
私たちが考える「成長できる会社」
私たちが考える成長できる会社とは、
- 失敗を修正できる環境がある
- 成果が出る理由を説明できる
- 個人の再現性を大切にしている
会社です。
根性論ではなく、
なぜ伸びるのかを一緒に考え、仕組みに落とし込む。
それが、未経験からでも月収50万円を超えられる理由です。
最後に|不安があるのは、前に進もうとしている証拠
営業未経験で新しい環境に挑戦することは、簡単ではありません。
不安を感じるのは、むしろ自然なことです。
大切なのは、
その不安を抱えたままでも、前に進める環境を選ぶことです。
もしあなたが、
- 本気で成長したい
- 数字で評価されたい
- 自分の可能性を広げたい
そう考えているなら、
一度、私たちの環境を知っていただけたら嬉しいです。

